アイワ マイクロホン 仕様 (1951~72)

マイクロホン


前書き

アイワは当初、マイクロホン専業メーカーとしてスタートしました。

その実力はかなり高かったようで、マイクロホンの製造販売を開始してわずか5年後の昭和31年12月にはNHK放送技術研究所が指定する技術指導工場となり、放送で使用するための高い信頼性が要求されるマイクロホンの開発に着手。翌年の昭和32年には、NHKと共同開発した日本初の可変指向性リボンマイクVM-17を発売しています。

その後もダイナミック型としては日本ではじめて単一指向性を実現し国鉄駅構内の標準マイクに指定されたDM-47、ダイナミック型でははじめてJIS規格認定を受けたDM-51、といった具合に、以降のカセットデッキなどの製品でも高い技術力を背景に日本初・世界初を連発していくアイワの企業風土を形作っていく礎となっています。

そんなアイワのルーツともいえるマイクロホンのラインナップを知るべく、1970年(昭和45年)ごろまでに発売されたマイクロホンをわかる範囲でまとめてみました。

私がはじめてアイワの製品を買ったのは1978年(昭和53年)発売のAD-F40、高校生でした。
バイトで貯めたなけなしの貯金をはたいて選びに選んで買っただけのことはあり、その高い製品力への感動もあってアイワに入社したのは1983年(昭和58年)です。

F40購入以前からラジカセで名を馳せていたアイワの存在はもちろん把握してはいましたが、それでもせいぜい1972年くらいから。
だってまだ小学生です。音心がついたばかりの頃です。
ですので、カセットならまだしも今回取り上げるマイクたち、全く知らない世界です。

社員でしたが修理やってましたがそれでも、全く知らない世界です。

入社した時点ですでに、社内の空気もカセット一色でしたので、マイクの栄光などの話はありませんでした。
(ベテランさんがチラッと言ってたことはあったかな)

そんな古いところをまとめたのでけっこうな史料になったとは思いますが、間違いなどあるかも知れませんので、お気づきの点がございましたらご指摘いただければ幸いです。

 

■ リボン・マイクロホン


当時(昭和40年ごろ)の解説:
周波数特性に優れ、感度・音質ともに良好。指向性にも、両指向、単一指向、無指向など、他の型のマイクロホンにみられない特長を持っています。
この型の多くが、放送局用高級マイクロホンとしてNHKにも登録されています。
最も重要な内部のリボンは、構造的にも鋭敏で、風の強い屋外では注意を要します。
劇場・ステージなど、屋内での使用に適するといえましょう。
また、屋外で高性能を要求される場合は、ウィンドスクリーン(VM-18専用)をご使用ください。

VM-12


発売:1955年(昭和30年)
価格(当時):8,900円
インピーダンス:600Ωまたは30KΩ ±30%
感度: -80bB以上(600Ω)
周波数特性:50~12,000Hz ±5dB
取付ネジ:W 5/16 18山
指向性:両指向性
誘導雑音レベル:-8dB
寸法(mm):56Φ × 171
重量(g):1.1 (コード3m、コンセント含む)
コード:3m
備考:JIS 1種相当
第0世代の丸ロゴを正面に配置している。
本機を足がかりにNHKの評価を得て指定を受けることになったものと思われる。

VM-13


発売:1957年
価格(当時):7,900円
インピーダンス:600Ωまたは30KΩ ±30%
感度: -78bB以上(600Ω)
周波数特性:100~14,000Hz ±5dB
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付き
指向性:両指向性
誘導雑音レベル:-10dB
寸法(mm):48Φ × 136
重量(g):850 (コード3m、コンセント含む)
コード:3m
備考:JIS 1種相当

ロゴバッジ化した第0世代・筆記体aiwaロゴが取り付けられた唯一の機種。
初期ロットは本体正面中央に取り付けられていた(写真参照)が、その後正面右下に変更された。
NHKほどの予算がない他の放送局やラジオ局に向け、性能をあまり落とさずに価格を抑え、なおかつデザインにもこだわった機種となっている。

VM-15


発売:1957年(昭和32年)
価格(当時):18,200円
インピーダンス:600Ωまたは50KΩ ±30%
感度: -80bB以上(600Ω)
周波数特性:50~15,000Hz ±5dB
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付き
指向性:両指向性
誘導雑音レベル:-13dB
寸法(mm):50Φ × 165
重量(g):1k (コード3m、コンセント含む)
コード:2m 21P3B型プラグ付き
備考:JIS 1種相当

VM-15は長期にわたって販売されていたこともあり、2回ロゴが変更されている。
初期ロットは本体正面中央に第0世代・丸AIWAロゴが印字されている(写真参照)が、その後第0世代・筆記体aiwaロゴに変更され、さらに後期には第1世代・大文字AIWAロゴに変更された。

VM-16(NHK番号 RB-1)


発売:1957年(昭和32年)
価格(当時):41,600円
インピーダンス:600Ω±20%
感度: -73bB±2dB
周波数特性:50~15,000Hz ±3dB
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付き
指向性:両指向性
誘導雑音レベル:-13dB
寸法(mm):50Φ × 165
重量(g):1.2k (コード3m、コンセント含む)
コード:3m 21P3B型プラグ付き
備考:BTS 1級 JIS 1種相当
低域減衰用チョーク2段スイッチ内蔵
VM-15とは兄弟機で、共通の筐体を使用している。
ロゴの変遷もVM-15同様。
VM-16のほうが放送局の要望に応えて性能・機能を強化しているぶん、価格が跳ねあがっている。

VM-17(NHK番号 RV-1A)

発売:1957年(昭和32年)
価格(当時):93,600円
インピーダンス:600Ω±20%
感度: -74bB±2dB
周波数特性:50~15,000Hz ±3dB
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付き
指向性:可変指向性(単一/両/無)
誘導雑音レベル:-16dB
寸法(mm):60Φ × 198
重量(g):1.7k (コード2m、コンセント含む)
コード:2m 21P3B型プラグ付き
備考:低域減衰用チョーク5段スイッチ内蔵
日本で最初に作られた可変指向性リボンマイクロホン。NHKと共同開発した。
指向性を切換えても周波数特性・感度などの変化が少ないのが特色。
万能マイクとして重宝され、長く主戦上で使用される機種となった。

NHK RV-1Aと化したVM-17。
NHKはご存知のとおり、国営放送として平等中立な立場を取らなければならない責務があり、特定の企業の名前を発言したり、画面に映し出して企業の宣伝となるようなことはできません。
当然アイワのロゴは消されることになります。
NHKのロゴが被せられ、NHK番号RV-1Aとして第一線で働きました。

VM-17S (NHK番号 RV-2)


発売:1959年ごろ
価格(当時):93,600円
インピーダンス:600Ω±20%
感度: -74bB±2dB
周波数特性:50~15,000Hz ±3dB
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付き
指向性:可変指向性(単一/両/無)
誘導雑音レベル:-15dB
寸法(mm):52Φ × 190
重量(g):980 (コード2m、コンセント含む)
コード:2m 21P3B型プラグ付き
備考:低域減衰用チョーク5段スイッチ内蔵
VM-17の性能はそのままに、よりスリムな筐体に収めた機種。
そのため似た型番にしては見た目がずいぶん変わっている。

VM-18(NHK番号 RU-3)


発売:1960年(昭和35年)
価格(当時):58,000円
インピーダンス:600Ω±20%
感度: -75bB±2dB
周波数特性:50~15,000Hz ±3dB
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付き
指向性:単一指向性
誘導雑音レベル:-20dB
寸法(mm):38Φ × 190
重量(g):1k (コード2m、コンセント含む)
コード:2m 21P3B型プラグ付き
備考:低域減衰用チョーク5段スイッチ内蔵

屋外での使用を考慮し、別売でウインドスクリーンが用意された。

VM-18専用ウィンドスクリーン WS-9 7,800円
スクリーン部径:90Φ
カラー部径:38Φ

リボンマイクとしてはスリムな仕上がりになっているため、ウィンドスクリーンを被せると普通のマイクのような見た目になる。

VM-20(NHK番号 RB-2)


発売:1965年ごろ
価格(当時):43,000円
インピーダンス:600Ω±20%
感度: -72bB±2dB
周波数特性:50~15,000Hz ±3dB
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付き
指向性:8字型両指向性
誘導雑音レベル:-15dB
寸法(mm):42Φ × 129
重量(g):800 (コード2m、コンセント含む)
コード:2m 21P3B型プラグ付き
備考:低域減衰用チョーク5段スイッチ内蔵

 

■ ダイナミック・マイクロホン


当時(昭和40年ごろ)の解説:
高性能、堅牢性に富む高級マイクロホンの普及型。音質、感度ともに良好。
周波数特性はリボン型に次ぐ高性能です。
また、堅牢ですから、屋内ばかりでなく屋外でも高性能マイクロホンとしてご使用いただけます。
中でもダイナミック型としてはじめてアイワの技術陣が開発した単一指向性のDM-47などは、ステレオ録音用としてその性能を発揮。
DM-17,DM-13は高忠実度。スマートな色調デザインです。スタジオ用として重宝されています。

DM-1


発売:1952年(昭和27年)
価格(当時):4,300円(スタンド付き4,810円)
指向性:無指向性
感度 -70bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:70~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):50Φ × 121
重量(g):380
コード:なし。アンプにあわせて選択
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装

DM-2A

発売:1953年(昭和28年)
価格(当時):4,230円(スタンド付き4,680円)
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:ダイカスト製

DM-3


発売:1954年(昭和29年)
価格(当時):3,250円(スタンド付き3,770円)
指向性:無指向性
感度 -70bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:80~13,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):49Φ × 121
重量(g):380
コード:なし。アンプにあわせて選択
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装

DM-4


発売:1956年(昭和31年)
価格(当時):2,860円
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:ダイナミック型ハンドマイク

DM-5


発売:1956年(昭和31年)
価格(当時):3,200円
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:周波数特性のよいデスク型

DM-6


発売:1956年(昭和31年)
価格(当時):1,800円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:90~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):32Φ × 87
重量(g):200
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装

DM-7


発売:1957年(昭和32年)
価格(当時):6,370円
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:専用スタンド付き

DM-8


発売:1955年(昭和30年)
価格(当時):2,860円(スタンド付き3,320円)
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:ダイカスト製

DM-10


発売:1957年(昭和32年)
価格(当時):2,210円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:50~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):32Φ × 183
重量(g):720
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装、スライドスイッチ付き、専用スタンド付き

DM-11

発売:1959年ごろ
価格(当時):2,100円
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:

DM-13

発売:1958年(昭和33年)
価格(当時):8,200円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:40~16,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):32Φ × 266
重量(g):500
コード:1.5m プラグなし
備考:亜鉛ダイカスト、スライドスイッチ付き

DM-14

発売:1959年(昭和34年)
価格(当時):1,450円→1,750円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:80~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):32Φ × 85
重量(g):260
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装、小型スタンド付き

DM-17

発売:1959年(昭和34年)
価格(当時):3,640円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:70~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):42Φ × 144
重量(g):320
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装

DM-18

発売:1960年ごろ
価格(当時):2,600円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:70~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):40Φ × 155
重量(g):320
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装、小型スタンド付き

DM-19

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,450円
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:

DM-20

発売:1960年ごろ
価格(当時):5,200円
指向性:無指向性
感度:
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:

DM-21

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,800円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 10KΩ, 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:80~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):32Φ × 100
重量(g):280
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト・メラミン焼付塗装、小型スタンド付き

DM-43

発売:1963年ごろ
価格(当時):1,300円→1,600円
指向性:無指向性
インピーダンス:10KΩ不平衡型
感度:-62bB
周波数特性:150~13,000Hz
寸法(mm):78×43×30
重量(g):120
コード:1.5m
備考:トークスイッチ付き、簡易スタンド付き

DM-47

発売:1963年(昭和38年)
価格(当時):4,200円→4,500円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -76bB または
50KΩ平衡型 感度 -57dB (購入時に選択)
周波数特性:100~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):46Φ × 137
重量(g):600
コード:3m 通信機用プラグ付き
備考:ダイナミック・マイクロホン初の単一指向性マイク。音声がクリアかつハウリングが起きにくいことが評価され、国鉄駅構内の標準マイクとして採用された。
亜鉛ダイカスト、トークスイッチ付き

DM-51

発売:1966年(昭和41年)
価格(当時):4,800円
指向性:無指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -77bB または 50KΩ平衡型 感度 -58dB (購入時に選択)
周波数特性:50~15,000Hz(JIS 2種 適合)
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):35Φ × 200
重量(g):385
コード:3m 通信機用プラグ付き
備考:ダイナミック・マイクロホン初のJIS規格認定機種。
亜鉛ダイカスト、トークスイッチ付き、マイクホルダー付き、スタンドベース付き

DM-54

発売:1966年ごろ
価格(当時):1,100円
指向性:無指向性
感度 -60bB
インピーダンス:10KΩ
周波数特性:150~11,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):22×39×106
重量(g):100
コード:1.5m /3.5Φプラグ・2.5Φリモートプラグ付き
備考:リモートスイッチ付き、TP-703の付属品

DM-56

発売:1966年ごろ
価格(当時):2,860円
指向性:無指向性
感度 -75bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:150~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):125×59×39
重量(g):175
コード:1.5m プラグなし
備考:トークスイッチ付き

DM-60

発売:1966年ごろ
価格(当時):28,000円
指向性:無指向性
感度 -74bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω
周波数特性:40~12,000Hz
取付ネジ:PT1/2管用ネジ W5/16アダプタ付
寸法(mm):24Φ × 269
重量(g):650
コード:1.5m プラグなし
備考:JIS 1級相当品、黒メラミン焼付塗装シルバーサテン

DM-62

発売:1966年ごろ
価格(当時):3,200円
指向性:単一指向性
感度 -74bB (600Ω)
インピーダンス:600Ω または 50KΩ(購入時に選択)
周波数特性:100~15,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):49Φ × 162
重量(g):80
コード:1.5m プラグなし
備考:トークスイッチ付き

DM-64

発売:1970年ごろ
価格(当時):2,500円
指向性:単一指向性
インピーダンス:10KΩ不平衡型 感度 -70bB
周波数特性:200~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):18Φ×135
重量(g):80
コード:1.5m
備考:トークスイッチ付き、スタンド付

DM-65

発売:1970年ごろ
価格(当時):1,900円
指向性:無指向性
インピーダンス:10KΩ不平衡型
感度:-74bB
周波数特性:150~11,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):22Φ×104
重量(g):110
コード:1.5m
備考:トークスイッチ付き、スタンド付

DM-68

発売:1970年ごろ
価格(当時):18,000円
指向性:単一指向性
インピーダンス:250Ω平衡型 感度 -73bB または
10KΩ不平衡型 感度 -59dB (購入時に選択)
周波数特性:50~15,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):41Φ×175
重量(g):200
コード:5m 通信機用プラグ付き(不平衡型のみ)
備考:BTS 1S級相当
音質切り替えスイッチ付き、ホルダー付

DM-68N

発売:1972年
価格(当時):18,000円
指向性:単一指向性
インピーダンス:250Ω平衡型 感度 -73bB または
10KΩ不平衡型 感度 -59dB (購入時に選択)
周波数特性:50~15,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):41Φ×175
重量(g):200
コード:5m 通信機用プラグ付き
備考:BTS 1S級相当
音質切り替えスイッチ付き、微鉄粉防除金網付、ホルダー付

DM-76

発売:1970年ごろ
価格(当時):6,300円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -57dB
周波数特性:100~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):46Φ×183
重量(g):270
コード:5m 通信機用プラグ付き
備考:トークスイッチ付き、ホルダー付

DM-78

発売:1970年ごろ
価格(当時):9,800円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω不平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -57dB (切替)
周波数特性:100~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):70Φ×209
重量(g):290
コード:7m 通信機用プラグ付き
備考:トークスイッチ付き、デュアルインピーダンス、ホルダー付

DM-82

発売:1970年ごろ
価格(当時):8,800円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω不平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -57dB (購入時に選択)
周波数特性:100~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):47Φ×177
重量(g):300
コード:3m 通信機用プラグ付き
備考:トークスイッチ付き、ホルダー付

DM-82A

発売:1972年
価格(当時):8,800円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -57dB (切替)
周波数特性:100~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):47Φ×184.5
重量(g):300
コード:3m 通信機用プラグ付き
備考:トークスイッチ付き、デュアルインピーダンス、微鉄粉防除金網付、ホルダー付

DM-86

発売:1970年ごろ
価格(当時):2,600円
指向性:無指向性
インピーダンス:600Ω不平衡型 感度 -76bBまたは
10KΩ不平衡型 感度 -65dB (購入時に選択)
周波数特性:150~10,000Hz
寸法(mm):76×43×38
重量(g):155
コード:カールコード1.5m
備考:トークスイッチ付き、フック金具

DM-87

発売:1970年ごろ
価格(当時):3,300円
指向性:無指向性
インピーダンス:600Ω不平衡型 感度 -78bBまたは
10KΩ不平衡型 感度 -66dB (購入時に選択)
周波数特性:40~15,000Hz
寸法(mm):26Φ×195
重量(g):120
コード:3m 通信機用プラグ付き
備考:JIS2種適合認定品、トークスイッチ、ホルダー付き

DM-91

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):2,500円
指向性:無指向性
インピーダンス:250Ω不平衡型 感度 -80bB
周波数特性:70~10,000Hz
寸法(mm):26Φ×147
重量(g):71
コード:3m 3.5Φミニプラグ付き
備考:トークスイッチ付き、スタンド付き

DM-93

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):2,800円
指向性:無指向性
インピーダンス:600Ω不平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -57dB (購入時に選択)
周波数特性:80~10,000Hz
寸法(mm):32Φ×77
重量(g):164
コード:3m
備考:スタンド付き

DM-95

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):1,500円
指向性:無指向性
インピーダンス:250Ω±30% 不平衡型
感度 -82bB
周波数特性:100~10,000Hz
寸法(mm):25Φ×125
重量(g):60
コード:1.3m
備考:トークスイッチ付き(DM-95T)リモートスイッチ付きプラグ幅13mm(DM-95D)/プラグ幅10mm(DM-95J)、スタンド、ウインドスクリーン付き

DM-502

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):9,500円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -77bB または
50KΩ平衡型 感度 -58dB (購入時に選択)
周波数特性:100~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):47Φ×460
重量(g):600
コード:5m 通信機用プラグ付き
備考:トークスイッチ付き、微鉄粉防除金網付

DM-503

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):3,950円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -58dB (切替)
周波数特性:100~12,000Hz
指向性:単一指向性
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):44Φ×168
重量(g):140
コード:6.3Φプラグ付きコード
備考:トークスイッチ付き、デュアルインピーダンス、微鉄粉防除金網付、ホルダー付

DM-504

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):3,500円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω不平衡型 感度 -77bB または
50KΩ不平衡型 感度 -58dB (購入時に選択)
周波数特性:100~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):43Φ×181
重量(g):236
コード:3m
備考:トークスイッチ付き、微鉄粉防除金網付、スタンド付

DM-547

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):5,800円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω不平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -57dB (切替)
周波数特性:200~5,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):46Φ×137
重量(g):400
コード:プラグ付きコード
備考:トークスイッチ付き、デュアルインピーダンス、微鉄粉防除金網付、スタンド付

DM-576

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):6,500円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -76bB または
50KΩ不平衡型 感度 -57dB(切替)
周波数特性:100~12,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):46Φ×183
重量(g):270
コード:5m 通信機用プラグ付き
備考:トークスイッチ付き、デュアルインピーダンス、微鉄粉防除金網付、ホルダー付

 

■ クリスタル・マイクロホン


当時(昭和40年ごろ)の解説:
この型の一般的な特徴は、人間の声の特性を高忠実に伝達する能力を有し、主にスピーチ用として使われています。
しかも軽便、小型ハンドマイク型、トークスイッチ付きなど機種も多く、テープレコーダ用移動性携帯用として重宝されています。
また、クリスタルの特性をフルに生かしたM-18は、録音用、劇場用、放送用としてご使用いただいています。
修理交換用ユニットも別売しています。

M-14

発売:1950年ごろ
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

M-18

発売:1950年(昭和25年)
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

M-20

発売:1952年(昭和27年)
価格(当時):1,100円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):61Φ × 87
重量(g):180
コード:1.5m プラグなし
備考:

M-22

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

M-23

発売:1956年(昭和31年)
価格(当時):1,200円
感度:-63bB
周波数特性:100~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):29Φ×135
重量(g):260
コード:1.5m プラグなし
備考:亜鉛ダイカスト製、トークスイッチ付き、
ホルダー付き

M-25

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,040円
感度:-52bB
周波数特性:50~10,000Hz
寸法(mm):60×85×30
重量(g):110
コード:1.5m プラグなし
備考:

M-26

発売:1955年ごろ
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

愛興電機産業株式会社時代の製品。
ヘッドマークがAikoのロゴ。

M-28

発売:1960年ごろ
価格(当時):700円
感度:-54bB
周波数特性:80~8,000Hz
寸法(mm):41Φ × 16
重量(g):50
コード:1.5m プラグなし
備考:真鍮製、クリップ付き

M-120

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,200円
感度:-52bB
周波数特性:50~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):58Φ × 87
重量(g):280
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト

M-124

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

M-125

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,090円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
寸法(mm):65×85×30
重量(g):120
コード:1.5m プラグなし
備考:アルミダイカスト

M-127

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

M-128

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

M-130

発売:1965年ごろ
価格(当時):600円
感度:-56bB
周波数特性:100~8,000Hz
寸法(mm):35Φ×11
重量(g):45
コード:1.5m プラグなし
備考:亜鉛ダイカスト製、回転式クリップ付き

M-135

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,160円
感度:-52bB
周波数特性:50~10,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):58Φ × 102
重量(g):240
コード:1.5m プラグなし
備考:ボリュームコントロール付き

M-138/139S

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,920円
感度:-52bB
周波数特性:50~8,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
寸法(mm):59Φ × 167
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:高音用・低音用の2ユニット構成
録音用、放送用、劇場用

M-145

発売:1965年ごろ
価格(当時):1,650円
感度:-52bB
周波数特性:50~10,000Hz
寸法(mm):125×59×39
重量(g):140
コード:1.5m プラグなし
備考:トークスイッチ付き

 

■ カーボン・マイクロホン


当時(昭和40年ごろ)の解説:
感度は抜群、弱い音でも的確に捉え強い音もひずみません。
しかも、堅牢性は他に類を見ないものがあり、少々乱暴に取り扱っても壊れません。
屋外での連絡用、通信機用として使われています。

M-30

発売:1955年ごろ
価格(当時):1,040円
インピーダンス:10KΩ
感度:
指向性:無指向性
動作電流:
最大許容電流:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:卓上・ハンド兼用、スタンド取付可の万能マイク。

愛興電機産業株式会社時代の製品。
ヘッドマークがAikoのロゴ。

M-55

発売:1955年ごろ
価格(当時):330円
インピーダンス:10KΩ
感度:-53dB
指向性:無指向性
動作電流:5~7mA
最大許容電流:15mA
寸法(mm):39Φ×18
重量(g):40
コード:1.5m プラグなし
備考:襟につけて使用できるラペル型マイク。
愛興電機産業株式会社時代製作の製品。
ヘッドマークは第0世代のロゴ。
化粧箱に「愛興電機産業株式会社」の文字。

M-61H

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,040円
インピーダンス:10KΩ
感度:
指向性:無指向性
動作電流:
最大許容電流:
寸法(mm):
重量(g):
コード:1.5m プラグなし
備考:小型軽量ハンドマイク。

M-63L

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,430円
インピーダンス:100KΩ
感度: -40dB
指向性:無指向性
動作電流:50mA
最大許容電流:120mA
寸法(mm):59×98×30
重量(g):150
コード:1.5m プラグなし
備考:船舶通信・一般無線・列車用小型軽量ハンドマイク。

M-64H

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,240円
インピーダンス:10KΩ
感度:-38dB
指向性:無指向性
動作電流:5~7mA
最大許容電流:15mA
寸法(mm):59×98×30
重量(g):120
コード:1.5m プラグなし
備考:船舶通信・一般無線・列車用

M-65L

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,750円
インピーダンス:80Ω
感度:-33dB
指向性:無指向性
動作電流:50mA
最大許容電流:120mA
寸法(mm):63×98×45
重量(g):290
コード:1.5m プラグなし
備考:トークスイッチを備えたハンドマイク。連絡用・船舶用

M-84

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,040円
インピーダンス:10KΩ
感度:
指向性:無指向性
動作電流:
最大許容電流:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:通信用マイク。

M-630

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,430円
インピーダンス:10KΩ
感度:
指向性:無指向性
動作電流:
最大許容電流:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:劇場用、講演用。感度音質良好。

M-680

発売:1960年ごろ
価格(当時):1,430円
インピーダンス:10KΩ
感度:
指向性:無指向性
動作電流:
最大許容電流:
寸法(mm):
重量(g):
コード:
備考:籠状マイク。高感度、高能率、強い音でも歪まない

 

■ ワイヤレス・マイクロホン


昭和35年発売のWM-205シリーズ:

眼に見えないマイク? コードのいらないマイク?
胸元やポケットにひそませ、あなたの声をそのまゝ美しく放送できます。
自由自在に動きながら、踊りながら、どの場所でも放送できる画期的マイクです。
(40.68MHzで送受信する、ポケットマイクと真空管受信機のセットのようです)

当時(昭和45年ごろ)の解説:
IC回路を内蔵、水晶振動子を使用し、日本ではじめて量産実用化を実現した高性能FMワイヤレスマイクや、FMラジオで手軽に受信・拡声ができ、カセットに録音できるアイワ録音ラジオシリーズなど、体育館や大広間、会議室など、使う場所にあわせて長い配線を使わずに拡声できるマイクを用意しています。

WM-209T

発売:1970年ごろ
価格(当時):9,000円
送信周波数:購入時に選択(A~D 4種類)
A:40.66MHz
B:42.86MHz
C:44.87MHz
D:47.27MHz
電源:006P×1(DC9V)
寸法(mm):30×34×148
重量(g):160
備考:日本ではじめて量産・実用化したFMワイヤレスマイク。
スタンド、ネックホルダー付き

WM-212

発売:1970年ごろ
価格(当時):18,000円
送信周波数:40.68MHz
電源:水銀電池KM-7DA×1(9.1V)
寸法(mm):25Φ×170
重量(g):180
備考:FM水晶制御方式。専用受信機と組み合わせて使用。
ジョイント、ウィンドスクリーン付き

WM-213

発売:1970年ごろ
価格(当時):4,500円
送信周波数:76~90MHz
電源:単三電池1本(1.5V)
寸法(mm):26Φ×159
重量(g):90
備考:FMラジオで受信・拡声ができる。
スタンド、ネックホルダー付き

WM-217

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):6,800円
送信周波数:76~90MHz
電源:単三電池1本(1.5V)
電池持続時間:連続50時間
マイクユニット:コンデンサー型
寸法(mm):58Φ×159
重量(g):57
備考:FMラジオで受信・拡声ができる。ポケットホルダー、ウィンドスクリーン付属。

WM-218

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):3,200円
送信周波数:76~90MHz
電源:単三電池1本(1.5V)
電池持続時間:連続100時間
寸法(mm):27×30×146
重量(g):130
備考:FMラジオで受信・拡声ができる。

WM-221

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):4,800円
送信周波数:76~90MHz
電源:単三電池1本(1.5V)
電池持続時間:連続50時間
寸法(mm):26Φ×168
重量(g):90
備考:FMラジオで受信・拡声ができる。ウィンドスクリーン付属。ネックホルダー付属。

 

■ エレクトレット・ コンデンサ・マイクロホン


当時(昭和45年ごろ)の解説:
(昭和40年ごろの資料にはまだ登場していません)
優れた周波数特性、音の歯切れの良さなど理想に近い高忠実度をもっています。
現在では、放送局をはじめ、ステージ、音楽の録音にと、プロフェッショナルな方面で欠くことのできないマイクになってます。

CM-1000

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):8,500円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型 感度 -68bB または
10KΩ平衡型 感度 -56dB (購入時に選択)
周波数特性:70~16,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
電源:単三電池1本(1.5V)
寸法(mm):28Φ×200
重量(g):150
コード:3.5m
備考:音質切換スイッチ、ワンタッチコネクタ、ウィンドスクリーン、ホルダー付き

CM-1009A

発売:1970年ごろ
価格(当時):145,000円
指向性:単一指向性
インピーダンス:600Ω平衡型
感度:-74dB±2dB
周波数特性:BTS 1級枠内に入る
取付ネジ:W 5/16 18山
電源:BL-015(DC22.5V)マンガン電池
(カメラフラッシュ用一般)
電池持続時間:約300時間
寸法(mm):31Φ×250
重量(g):350g(本体)
コード:BTS 2号コード2m
備考:国産マイクロホンではじめて低雑音FETを内蔵、本体電源での動作を可能とし放送局での使用に適した高いS/N比を誇る。
電池インジケータ、音質切換スイッチ付き、ウィンドスクリーン付き。

CM-1010

発売:1972年(昭和47年)
価格(当時):10,000円
指向性:無指向性
インピーダンス:600Ω平衡型
感度:-71dB
周波数特性:70~16,000Hz
取付ネジ:W 5/16 18山
電源:単三電池1本(1.5V)
寸法(mm):28Φ×194
重量(g):130
コード:3.5m
備考:ワンタッチコネクタ、ウィンドスクリーン、ホルダー付き

 

編集後記

前書きにも書きましたが、今回このような形でまとめてみるまで、まったく触れることのなかった機種ばかりでした。

サービスマン時代に修理していたのはカラオケ用のダイナミックマイクか、ワイヤレスマイク、たまにコンデンサーマイクがあるくらいでしたし、そもそもマイクってそんなに故障しないので修理には来ません。

ですので、アイワの過去を知るいい機会になりました。

ロゴの変遷や製品の発売時期を探る上でもこのリストが役に立つことでしょう。

 

コメント

  1. 中村 雅哉 より:

    こんばんは、topazです。
    AIWAの古いマイクを以前手に入れました。
    DM-91です。
    スペックがわかりました。
    どうもありがとうございます。

    • ちば より:

      DM-91、出ていましたね。
      ワタクシも入札しようか迷いましたが、すでに古いマイクをいくつも所有していますので、きりがないと思い、今回は見送りました。
      役立ったと言っていただけると励みになります!

      • はっとり  より:

        はじめまして
        最近、AikoブランドのM32というライツマイクを入手したので、地元の大学図書館で昭和20年代の「無線と実験」を探して読んでもいつ頃の物なのかサッパリ分かりません。戦後の物とは思うのですが…

        • ちば より:

          当サイトに掲載しています「AIKO」の丸ロゴがついているのでしょうか?
          であれば1946~52年の間で間違いないと思います。
          ライツマイクということは業務用だったのかも知れませんね。
          ただでさえあまり一般には知られておらず情報が少ないですので、業務向けだとしたら情報は得られないかも知れません。

  2. 匿名 より:

    断片的にしかわからなかったのでこうしてまとめていただけるとは有り難いです。
    M-84はよく見かけたような気がします。

    • ウエイク より:

      コメントありがとうございます!
      お役に立ててよかったです。
      写真も入れていきたいと思っていますがなかなか時間が取れなくて・・・ぼちぼちがんばります。

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