新生アイワに「aiwaデジタル」発足

aiwaデジタル


新生アイワがスマホやタブレットの販売に乗りだしました。

旧アイワで情報機器事業部にも在籍していたワタクシとしては、ちょっと身を乗り出してしまうニュース。

しかし、一般的なネットニュースでは特に話題にならなかったようで、コロナ禍が始まったくらいからPC系の情報を一切ウォッチしなくなったワタクシ、ヤフオクにアイワスマホ用のガラスフィルム(無論サードパーティ)が出品されたことによってはじめて存在を知るという。静か~な船出に感じてしまいました。

さっそくどんな内容かチェックしてみました。

なんか、旧アイワへのリスペクトからはじまる感じ、いいですね~。

・・・新生アイワというより、JENESISなんですね。

JENESISはAmazonで何度か目にしたことのあるメーカーで、ローエンドの中華スマホやタブレットを手掛けるブランドということで知っていました。

個人的に、タブレットは手で掴めるサイズ感から7インチがベストだと思っているんですが、なかなかない。
JENESISは7インチタブを扱う数少ないメーカーなんですが、画面解像度1024×600メモリ1GBストレージ8GBとか少な過ぎてどうにも触手が動かない。結果知ってるというだけでご縁はありませんでした。

そんな印象が残念ながらaiwaデジタルの製品にも受け継がれています。

低価格路線は嬉しいことですが、最低限の性能は保たなければならないと考えます。

もはやメモリ2GBの製品は出すべきではない。

タブレットなら最低限フルHDの動画再生くらいできないと。

この2点だけ、注文しておきます。

スペック、5年、下手すれば10年、停滞してますよね。
7インチフルHDLCDは何年も前から部材として存在するので、企画すればすぐ作れるはず。需要が見えていないようです。

あらためてAmazonで7インチタブを検索すると、他社でメモリ3GBの製品が出てきましたね。しかし2022 NEWモデルとか言ってるわりに画面解像度1024×600,バッテリー3000mAh,BT4.2・・・令和もすでに4年後半ですぜ。

aiwaデジタルはすべてBT5でほっとしました。
さすがにオーディオブランドですからね。

しかし、上記2点はクリアしていかないと、不幸な購入者が増えるというか、資源ゴミが増えるというか。

ケチる価格を抑えるならバッテリーではないでしょうか。

ハードワーカーほどモバイルバッテリーくらい持っているでしょうし、電源が取れるファーストフードやイートインも増えてきたし、車はもちろんタクシーや鉄道でも電源が取れる場合があるので、意外にカバーしやすい。
でもメモリや解像度が足りないと、そもそも使える土俵に上がれてない感が強い。オモチャじゃないんだから。

設計者(企画者)に聞きたい。
メモリ2GBのスマホ、あなたはメインマシンとして使いたいと思いますか? 世の中のほとんどの人はスマホ1台だけしか持っていないんですよ。
初心者向けとか言うけど、初心者ほどアプリ開きまくったまま理由もわからずこのスマホ遅いって不満を口にするものです。
さらにその不満を口コミにも書いちゃう。安物買いの、とか。
そして次は他社に乗り換えちゃうんじゃないでしょうかね。

スマホの画面では足りない人がタブレットを買ってやりたいと思うことは、もっと広い画面でいくつものアプリを開いてサクサク処理ができる、というイメージなのではないかな。
もはやスマホのほうが高スペックですよ。

旧アイワへのリスペクトの気持ちがあるなら、消費者が喜ぶ製品づくりだけは忘れないでいただきたいんです。
安いに越したことはないが、安けりゃいいってもんではない。
せっかくのブランド力をいろんな意味で潰さないでいただきたい。

今後に期待します。

もし7インチタブレットをメモリ4GB以上のフルHD液晶で出してくれたなら、aiwaの起動ロゴを見ただけで買っちゃうと思います。
可能であれば狭額縁ならなお嬉しいです。

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